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購買力平価何て成り立ってなさそうだけど成り立ってないと困るよねってはなしですよね

こちらも先週の話だが、金曜日の時系列解析の時間、庄司先生のターンが終わったと言うことで(一回授業やっていないんだから歩行するなり今週やればいいと思うのだが。。。)、九月から着任した藪先生が、専門の「購買力平価パズル」に関して、時系列解析のアプローチを用いた実証研究のサーベイの話をしてくれた。

購買力平価と言うのは、要は、一物一価の法則が成り立つんだから、為替レートを加味してもそれぞれの国の貨幣で買える物の量は変わらないよね、その貨幣の購買力は、為替レートに比例するはずだよね、ってはなしで、たぶん、国際経済学とか国際貿易とか国際マクロとかそういった名前の授業をとれば一番最初に教わる話です。

で、まあ、身近な話だと、ビックマック指数とか言って、世界のビックマックを売っている国々において、実際には、そのビックマックの価値は一緒になるのか?と言うことを、そのビックマックの値段をある基準となる通貨(ここではドル)と自国通貨との為替レートで割ることで計算し比較したりすることがあるんですけど、結構な差があります。

この理由として、それぞれの地域ごとに、人件費や土地のコストがあったりと、裁定取引が生じにくい非貿易財が多く含まれることが考えられます。

また、これらの他に購買力平価が成り立たない原因として実際の取引には、輸送費があることなどが挙げられます。

しかし、先ほども挙げたように、国際経済の理論は、購買力平価が成り立っていることを前提に作られていることが多く、成り立っていないと困ってしまいます。

ってことで、 研究者としては、「成り立ってるよね」ってことを説明するところのインセンティブがわいてくるわけです。

で、そのときに最近の研究は時系列の手法をよく使いますね。ってはなしでした。肝心なところは、長くなるので書きませんw詳しくはペーパーを呼んでくださいw

購買力平価(PPP)パズルの解明:時系列的アプローチの視点から

まあ、それにしても、うちの専攻も時系列の先生が三人もいるようになったのか。それにしては、院で離散時系列の授業が無いとか終わってる感じ何でそこら辺どうにかして欲しいとか思ったりしています。

あと、上のペーパーにあったシミュレーションがおもしろかったので、暇だったらやってみようかと思う。

インターバルとサンプル数と検出力の問題って結構重要な問題だけど、あんまり知らなかったしな。

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